食卓に初夏の訪れを感じさせてくれるそら豆
茹でる時は、劣化を防ぐためお湯に入れる直前にさやから取り出したり、豆に切込みを入れたり 下準備が必要です。
しかし、丸ごと焼く場合はさやを取り出すタイミングを見計らう必要なし。
切込みも必要なし。
なんだか楽そう!
調べてみると様々な焼き方があったので実践してみました。
ご報告したします!
目次
そら豆は焼く?茹でる?
photo by 足成
photo by 足成
茹でて料理に使う方法が多いですが、水を使わない焼きそら豆は、濃い味わいを楽しめます。
また、私が注目したそら豆に含まれる栄養素は以下の通りです。
そら豆20g(約10粒)当たり
- エネルギー 22kcal
- 食物繊維 0.5g
食物繊維の理想の摂取量は、エネルギー100kcalに対して1gという考え方もあります。
その考え方からすると、そら豆は食物繊維が多い食品といえますね。 - 鉄 0.5g
日本人が不足しやすい栄養素のひとつです。 - ビタミンB1 0.06㎎
- ビタミンB2 0.04㎎
糖質やたんぱく質の代謝に欠かせない栄養素です。
水に溶ける性質なので、焼く調理法だと損失が少なくて済みます。 - ビタミンⅭ 5㎎
おなじみ美容に欠かせないビタミン。
こちらも水に溶ける性質です。
そら豆をトースターで焼く
トースター1200wで8分焼いてみました。
パンより水分が多いため、なかなか焼き目がつきませんでした。
味は少し青臭さというか、苦みが残る感じです。
さやは加熱前よりむきにくくなっています。
フライパンで蒸し焼き
豆の切込みは深めにして、4分程蒸し焼きにしました。
茹でる時と同じ塩分濃度(3%)にしましたが、お湯がすぐに蒸発してしまい、塩辛くなってしまいました。
塩分濃度は1%以下でも充分かもしれません。
そら豆を網焼きする
網焼きの網が、家になかったのでセリアで購入しました。
網を熱してから焼くと、食品が網に引っ付きにくいと記載されていました。
色々なレシピで、さやは焦げ目がついても構わないとされていたので、中火で4分程片面焼いたのがこんな感じです。
中が見えないので少し不安だったので、ひっくり返して弱火にして3分程加熱してみました。
この網は足がついてて、焼きやすかったです。
焼き上がって、さやから剥くと、焦げたさやが手についてしまうのが難点です。
しかしこんがりとしたフレーバーが加わって そら豆の青臭さを打ち消した印象です。
焼きそら豆・グリルで焼いてみよう
魚焼きグリルでも試しました。
中火で9分焼きました。
こちらもトースターで焼いた仕上がりに近く、さやが剥きにくくなり、若干青臭さが残る印象でした。
塩焼きのおいしい作り方
様々な焼き方を試して感じたのは、昇温速度が緩やかだと青臭さが残るのかな?と思いました。
魚焼きグリルやトースターはあらかじめ温めておいたほうがいいかもしれません。
その点、 網焼きは、一気に加熱するので美味しく仕上がったのだと思います。
ただ、塩焼きというよりは、豆を取り出してお塩を振って食べる感じでしょうか。
蒸し焼きは、塩味が染みやすく、青臭さも消えていました。
茹でと焼きのいいとこどりだなと思いました。
まとめ
焼いても、茹でても美味しい空豆。
調理の簡素化、栄養摂取の面からは、焼きはおススメです。
焼きの場合、網焼きが一番美味しく感じました。
バーベキューにそら豆があっても面白いかもしれません。
ただ焦げが手について少し食べにくいので、時間かかりますが。
もし、おつまみに焼きそら豆が出たらさやを剥いたり、時間がかかるので、食べすぎ防止にいいのかな・・・なんて考えたり。
そら豆の青臭さも風味として美味しく食べられる方は、焼きそら豆おススメです!