お歳暮とお年賀は両方贈るべき?違いは何?由来とマナーについて

お歳暮
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年の瀬が近づいてくると、新年を迎える準備など、何かと慌ただしくなりますね。

大掃除など家の中のことも考えないとなりませんが、お歳暮やお年賀も用意しないとなりませんよね。

お歳暮とお年賀は両方贈るべきでしょうか?

その違いやそれぞれのマナーについて知らないと、準備のしようがありません。

そこで、お歳暮とお年賀のそれぞれの由来と違い、贈るときのマナーについてご紹介します。

目次

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お歳暮とお年賀の違いとは?

お歳暮

お歳暮とお年賀は、それぞれ異なる由来と意味を持っています。

そこで、お歳暮とお年賀の違いについてまとめました。

お歳暮の由来と意味

お歳暮は、先祖にお供えをする「御魂祭り」(みたままつり)が起源です。

目下から目上へ、正月を迎えるための日用品を「お供え」として贈る習慣が、お歳暮の由来と言われています。

年末に一年間の締めくくりとして、その年一年お世話になった方へ日ごろの感謝の意味を込めて贈ります。

お年賀の由来と意味

お年賀は、新年に年神様(歳神様、としがみさま)にお供えする「御歳魂」(御年玉)として、年始のあいさつに訪問する際に、お供え物を持参したのが起源です。

いつしか、神様へのお供え物の意味は薄れ、子供には「お年玉」、大人には「お年賀」として、新年の贈りものの意味を持つようになりました。

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お歳暮とお年賀のマナー

お年賀

お歳暮とお年賀は、それぞれ由来が異なりますが、どちらも季節の挨拶として日ごろの感謝を伝え、今後も変わらぬお付き合いを願って贈る物です。

由来が異なるために、贈る時期など、お歳暮とお年賀のマナーは異なりますので、まとめました。

お歳暮のマナー

本来、12月13日の「正月事始め」の日に贈るものでしたが、現在は、12月初めから20日頃までに贈ることが一般的です。

手渡ししなくてもマナー違反にはなりません。

ただし、時期が過ぎてしまった場合には、新年にお年賀として贈ることもできます。

お年賀のマナー

お歳暮が宅配でもいいのに対し、お年賀は持参して手渡しすることがマナーとされています。

宅配でデパートなどから直送するのはNGです。

正月三が日、遅くとも松の内(1月7日まで。地方によって異なる)までに、持参して手渡します。

時期を外してしまった場合には、のし紙に「寒中見舞い」と書いて、持参するようにします。

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お歳暮とお年賀の両方を贈るべき?

両方

贈る時期が近いこともあり、また贈る対象が重なったりもするので、両方を贈らなければならないのか悩みますよね?

そこで、マナーとしては、お歳暮とお年賀のどちらを贈るべきか、調べてみました。

お歳暮とお年賀、両方贈るべき?

一般的には、お歳暮を贈っている場合は、お年賀は不要であるとされています。

ただし、年始の挨拶に伺う際に手ぶらで、というのは気が引けますね。

そんな時は、簡単な菓子折を持参すると良いでしょう。

のし紙は必要ありません。

お歳暮を贈っていない場合にお年賀を持参するなら、「年末のご挨拶ができず、申し訳ありません」という意味合いも込めて、やや改まった品を持参するのがマナーです。

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まとめ

お歳暮とお年賀は、それぞれ起源が異なりますが、どちらも日ごろお世話になっている感謝の気持ちを伝え、今後の変わらぬおつきあいを願って、贈る物です。

相手の方が恐縮してしまわない程度の品を、贈るのが良いでしょう。

また、これは贈りもの一般に言えることですが、贈る相手の好みや家族構成に合わせて贈ると、喜んでもらえますよ。

お歳暮とお年賀と両方を贈るか、片方だけにするならどちらにするか、ご家庭によって常識が異なりますので、相手の方の立場に立って判断することが大切です。

お歳暮
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