キャラ弁作りをしていると、「ごはんに乗せたのりが、食べる頃にすっかり縮んでしまっている」のはあるあるネタですよね。
のりを使って作るキャラ弁のパーツはたくさんあります。
なかでも目や口はキャラクターの要。
形が崩れてしまうと特徴が出ませんし、見た目も無残です。
では、キャラ弁ののりはどうしたら縮まないのでしょうか?実験して比べてみました。
目次
キャラ弁の海苔は炙ると縮まない?
ネットで調べたアイデアの中に「のりを炙ると縮みにくい」という提案がありました。
なるほど、事前にのりの水分をできるだけ取り除いておくと、他の食材からの影響を受けにくいのかもしれません。
今回は、何も処理をしないのりの他、ガスの炎の上で軽く炙ったのりを用意して、比べてみることにしました。
(同じ場所にかざしているとすぐに焦げます。しゃぶしゃぶの動きでほんの数秒間炙りました。)
キャラ弁ののりはチーズやハムの上に置けば縮まない?
チーズやハムは、のりより少し大きめに切って、キャラクターの白目の部分を表現することもできますし、のりとちょうど同じ大きさに切って、その存在を完全に隠すこともできます。
他の食材との味の相性も悪くなく、キャラ弁作りにとても便利。
「炙りあり」「炙りなし」のそれぞれののりを使い、(1)ごはんに直接のせた場合と、(2)ごはん、チーズ、のりの順に重ねた場合、(3)ごはん、ハム、のりの順に重ねた場合の6パターンで比べてみることにしました。
キャラ弁ののりは6時間後どうなる?注目の実験結果
6時間後、被せていた覆いを外してみると・・・。
一見なにも変わっていないように見えますが、よく観察するとしっかり違いが現れていました。
中央に置いた白丸は、のりを切る時に使った型紙で、実験前ののりと同じ大きさです。
まず、ごはんに直接のせたものは、かなり変形しています。
写真では少しわかりづらいですが、のりの縁が丸まってドーム型になってしまいました。
そのせいでだいぶ小さくなったように見えます。
炙りなしのほうがより縮んでいるようです。
一方チーズの上とハムの上ののりは、チーズやハムと一体化することで平らなまま。
元の大きさをキープしています。
また、チーズやハムの水気をしっかり拭き取ってから使ったので、のりはドロドロになっていません。
おわりに
キャラ弁ののりの縮み方を比べてみた結果、次のことがわかりました。
・ごはんに直に貼り付けるより、チーズやハムの上に置いたほうが変形しない
・炙っても炙らなくても大差はないが、炙ったほうがややマシ
いかがでしたか?
のりが縮んで困っている方は参考にしてみてください。
なお今回は、しっかり冷ましたごはんを使って実験しました。