もうすぐ幼稚園の運動会。
お子さんの活躍が楽しみな一方、「お弁当のメニューどうしよう?」というのが、お母さんの共通の悩みです。
運動会当日は、朝早く出発してレジャーシートやテントの場所取り。
お弁当作成に費やせる時間は限られています。
自分の親だけならともかく、義両親も来るとなると、量もたくさん必要ですし、献立にも気を遣いますよね。
今年はこんなメニューはいかがでしょう。
・唐揚げ ・エビフライ
・焼鮭 ・玉子焼
・かまぼこ ・いなり寿司
・ミニトマト ・漬け物
・かぼちゃの煮物 ・きんぴらごぼう
一見ありきたりなメニューですが、手早く作れて、幼稚園児にも義両親にもウケがいいように工夫してみました。
以下で詳しく説明していきます。
目次
1. 運動会弁当の定番、揚げ物はノンフライヤーで
運動会メニューの定番といえば、唐揚げやエビフライなどの揚げ物ですよね。
子ども達の大好物です。
とはいえ、朝から揚げ物を大量に作るのは、時間がかかるし片付けも大変。
これを機に、ノンフライヤーを是非利用してみて下さい。
前日に下味をつけておけば、朝に粉をまぶして、バスケットに放り込むだけ。
他の料理を仕上げている間に、唐揚げやエビフライが自動的にできあがります。
ノンフライヤーは、調理油をほとんど使わず、食材がもつ脂を最大限に利用して揚げ物を作ります。
ですから、ノンフライヤーで作った唐揚げやエビフライは脂っこくなく、さっぱりと食べられ、義両親にもオススメです。
2. 義両親も喜ぶ、揚げ物以外のおかずも忘れずに
年配の方の中には、揚げ物がどうしても苦手という方もいるでしょう。
揚げ物以外のおかずも用意しておけば安心。
焼鮭、かまぼこ、玉子焼などがオススメです。
写真のように並べたら、一番上の一切れにだけ少し海苔で細工してみてください。
ほとんど手間なしで、サンリオのキャラクター「きりみちゃん」と「かまぼこちゃん」ができますよ。
お子さんには一番上のキャラおかずを、大人にはその他のおかずを食べてもらえば、みんな大満足ですね。
3. 手に取りやすい主食に幼稚園児向けのひと工夫を
野外では、おにぎりやサンドイッチなど、手に持って食べやすいものが一番です。
凝ったキャラクターおにぎりを作っている時間はありませんが、ちょっと工夫するだけでお弁当が華やかになりますよ。
おにぎりやサンドイッチは、いろいろな具を揃えるのが意外と手間。
おすすめはいなり寿司です。
オープン型のいなり寿司をキャンバスに見立てて、型抜きで抜いた花や動物などを置いてみましょう。
彩りも良くなりますし、見た目にもかわいらしく、義両親にもウケが良いのではないでしょうか。
4. 運動会は炎天下!非加熱の野菜はミニトマトと漬け物でじゅうぶん
5月10月いずれの運動会でも、かなり暑くなる日があります。
クーラーボックスなどを利用する方も多いとは思いますが、サラダなどは食中毒が心配です。
思い切って、非加熱の野菜はミニトマトと漬け物に限定してしまいましょう。
ミニトマトは、ヘタを取ってしまったほうが、細菌が増殖しにくいです。
漬け物は、高齢の方にもうれしい箸休めになりますから、浅漬けの素などを利用してぱぱっと作っておきましょう。
5. お弁当箱につめるだけ!前日作成で冷凍→当日自然解凍の煮物・炒め物
栄養のバランスを考えると、煮物や炒めものがひとつあると安心です。
カボチャの煮付けやきんぴらゴボウは、前日に作成して、冷凍しておくことができます。
当日の朝、冷凍庫から出して自然解凍することで、昼頃にちょうど食べ頃になっています。
冷凍庫に入れる時は、汁をしっかり切ってから入れるようにしましょう。
運動会弁当の一例をご紹介しました。
参考にしていただけたら幸いです。
ちなみに、年配の方の中には、衛生上の問題などを理由にキャラ弁に否定的な方もいます。
運動会のお弁当をデコレーションするのは控えめにしておきましょう。
見た目の華やかさや、蓋を開けた時の園児ウケを意識しつつ、バランスの良い、衛生的なお弁当を作るようにしましょうね。