今日のキャラ弁は自信作。
ところが、幼稚園から帰った娘の感想は、「目が取れて蓋についていた・・・」でした。
会心の出来のキャラ弁も、幼稚園で蓋を開けた際にきれいな状態でなければ、子どもの喜びも半減してしまいます。
どうしたらキャラ弁のパーツが蓋につくのを防ぐことができるでしょうか。
目次
1. キャラを蓋に近づけないことが大前提
3つのポイントに気をつけることで、キャラを蓋に近づけないようにすることができます。
- キャラの土台となるご飯を、底面にしっかり固定
- 土台ご飯に、パーツをしっかり固定
- キャラの厚みに気をつけ、蓋との間に余裕をもつ
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
土台となるご飯は、ただ丸めるだけではダメ。
幼稚園カバンの動きに連動して、お弁当箱の中でゴロゴロ転がったり、上下に跳ねたりします。
写真のように、少し底面に押しつけるようにするだけで、だいぶ固定されるので、動きにくくなりますよ。
さらに、パーツの固定の仕方にもいくつかポイントがあります。
チーズ、カニカマ、ハムなど、キャラを構成するパーツは、ご飯に乗せるだけではなく、マヨネーズで貼り付けることが大切です。
そして、必要に応じて揚げパスタで固定します。
目のパーツもこのように、チーズをいったん揚げパスタで固定して、その上に海苔の黒目を乗せます。
こうすれば、目が取れて蓋についてしまう心配はありません。
キャラの厚みがありすぎると、物理的にキャラと蓋が近いので、ちょっとしたはずみで、パーツが天井にくっついてしまいます。
ケチャップで書いた文字や、ほっぺなどのワンポイントも、いったん蓋についてしまうと台無しに。
蓋を閉めた時の、天井までの高さを考えて、少し余裕をもってキャラを作ることが大切です。
2. キャラと蓋の間にラップでテントを張ろう
お弁当の蓋は、真っ平らなプラスチック製。
そもそもパーツやご飯粒がくっつきやすい材質です。
キャラと蓋の間にラップを一枚挟むことで、かなりくっつきにくくなりますよ。
適当な大きさのラップを、いちど手でクシャクシャにして広げます。
それから、弁当箱の大きさに合わせて折りたたみ、できあがったお弁当にふわっと被せます。
もちろん、このラップ自体にパーツがついてしまう可能性も0ではないですが、表面をクシャクシャにしてあるのでかなりくっつきにくいです。
ラップを被せる時は、四隅をお弁当の角に押し込むようにしましょう。
テントを作ってキャラを守るようなイメージです。
お弁当の中身が動いてしまうのを防ぐ、緩衝材の役割もしてくれますよ。
3. おかずの高さを一段上げれば、キャラが蓋につかない!
キャラの厚みに気をつけて、蓋に近づけないようにするとともに、周りを囲っているおかずの高さを少し上げてみましょう。
そうすると、周りのおかずがキャラを守ってくれます。
彩りや隙間埋めによく使うブロッコリーは、茎の長さで高さを調整できて便利です。
マヨネーズを添える場合は、枝の間に注入するようにすると、周りにこぼれにくく、見た目もきれいです。
いかがでしたか?
キャラ弁は、パーツが蓋についてしまうと、一瞬でそのかわいらしさが失われてしまいます。
作成段階でのお母さんのひと工夫で、お弁当タイムまでキャラをしっかり守りましょう。