最近は、スーパーで新玉ねぎを見かけるようになりました。
みずみずしくて辛味の少ない新玉ねぎ、美味しいですよね。
しかし、新玉ねぎは、1年中出回っている玉ねぎと比べると傷みやすく、保存方法にもポイントがあります。
今日は、新玉ねぎの正しい保存方法についてご紹介します。
[char no=7 char=”津崎さん”]新玉ねぎと玉ねぎの違いはご存知ですか?
一年中みかける玉ねぎのほとんどは、「黄玉ねぎ」という種類で、収穫後、保存性を高めるために約1ヶ月ほど乾燥させてから出荷されます。
一方、新玉ねぎは「黄玉ねぎ」や「白玉ねぎ」という種類を、収穫後すぐに出荷するため、皮がやわらかく、水分を多く含んでいます。
生のままで食べやすい、辛味の少ない種類が「白玉ねぎ」です。[/char]
目次
新玉ねぎの保存方法
冷蔵保存する場合
新玉ねぎを冷蔵保存するときは、新聞紙にくるみます。
新聞紙をクシャっと丸めてシワを作っておくと、シワがクッションの役目をしてくれます。
新玉ねぎは水分を嫌うため、ビニール袋に入れて保存をしてしまうと、水分が逃げられず、傷みが早まるのでご注意ください。
保存期間は、3〜4日が目安です。
ヒモで吊るして常温保存する場合
玉ねぎの葉の部分をヒモで縛り、日の当たらない風通しのよい場所で吊るして保存をすると、冷蔵した時よりも長持ちします。
保存期間の目安は1週間です。
新玉ねぎはやわらかくて傷がつきやすいため、玉ねぎ同士がくっつかないように気をつけましょう。
葉の部分がなく縛りにくかったり、ヒモがない場合にはストッキングに入れて吊るしてもよいです。
冷凍保存する場合
新玉ねぎは、冷凍保存することも可能です。
冷凍することにより、玉ねぎの旨味成分が増えますが、
解凍時に水気が出てベチャっとなってしまうので、生で食べるのには向いてません。
調理に使いやすい大きさにカットして冷凍し、カレーや肉じゃが、スープなどに使いましょう。
料理の時間短縮に大活躍です!
保存期間は1ヶ月を目安にしてください。
ためしてガッテンで紹介された、「酢玉ねぎ」の作り方
NHKためしてガッテンで「酢玉ねぎ」というものが紹介されました。
酢を入れることにより、冷蔵庫で2週間ほど保存ができます。
サラダやお豆腐にかけるドレッシングとしても重宝するので、ぜひ作ってみてください。
《用意するもの》
新玉ねぎ・・・2個
お酢・・・・・150cc
サラダ油・・・150cc
醤油・・・・・100cc
みりん・・・・100cc
酒・・・・・・100cc
塩・・・・・・小さじ2
砂糖・・・・・大さじ2
保存用のビン
※保存用のビンは、熱湯をかけて殺菌し、水気が残らないように乾かしておきます。
作り方
1、 新玉ねぎの皮をむき、半分に切って、繊維に対して直角にスライスします。そのまま15〜30分ほど放置すると、辛味成分がより少なくなります。
2、 新玉ねぎの以外の材料を計ります。
3、 ビンの中に塩と砂糖を最初に入れ、残りの材料も全ていれます。
4、 新玉ねぎの半量をビンにいれ、軽く振って液体となじませ、残りの半分もいれて、さらになじませます。
5、 ビンのフタをしっかりと閉めて、完成です。
[char no=7 char=”津崎さん”]サラダ油は、お好みによってオリーブオイルに変更してもOKです。
酒のアルコール臭が苦手な人は、酒を鍋で煮立ててから使用すると、ニオイが和らぎます。[/char]
まとめ
新玉ねぎの保存方法のポイントは、水気を避けて日の当たらない場所に置くことです。
ご自宅の環境や調理の方法によって、保存方法を使い分けてみてください。
玉ねぎは、血液をサラサラにして疲れをとってくれる
効果があるので、積極的に食べるようにしましょう。