クワガタもカブトムシも、最近はデパートなどで売っていることも多いので、わざわざ捕まえに行く人は減ったかもしれません。
ですが、クワガタムシやカブトムシを捕まえたことのあるお父さんは、まだまだ多いでしょう。
自然の中に分け入り、自分でクワガタを探すのは、宝物探しみたいでワクワクしますよね。
自然も満喫できますし、男の子はもちろん、アクティブな女の子も楽しむことができるんじゃないでしょうか。
そこで、クワガタが取れる場所について、東京近郊のエリアをご紹介します。
目次
クワガタが取れる時期
クワガタが取れる時期は、6月~9月くらいまでです。
6月は、まだクワガタが少ないですが、採集に行く人も少ないので、おススメの時期です。
この時期は、コクワガタを見つけやすいですよ。
クワガタを採集するポイント
クヌギ、コナラ、ヤマザクラ、クリなどの木を探しましょう。
クワガタやカブトムシは、これらの木の甘い樹液を目当てに集まってきます。
特にクワガタが多く採集できるポイントは、太くて穴の多いクヌギの老木です。
クワガタは、枝先や樹皮裏、幹などにもいますが、ウロ(穴)のある木なら、ウロに隠れている確率が高いですよ。
また、山よりも平地で、田畑の近くにある雑木林がクワガタのいるポイントになります。
クワガタを採集する仕掛け
クワガタを取る時期により、採集する仕掛けは異なります。
樹液採集
6月頃には、樹液採集をします。
特に仕掛けは必要なく、クワガタのいるような木を探し当てることが一番のポイントです。
これらの木のウロの中を探しましょう。
灯火採集(ライトトラップ)
7月~8月頃に行う採集方法です。
ワット数の高い水銀灯を使って、光でクワガタを集める方法です。
道具を揃えれば比較的簡単に採集できますが、若干お金がかかります。
おススメなのは、山沿いや田畑近くにある自動販売機や街灯です。
夜になる前に、適当なポイントを探しておくとよいでしょう。
バナナトラップ
その名の通り、バナナを使ったトラップです。
バナナと砂糖と焼酎、ジップロックとドライイーストを用意してくださいね。
バナナを皮ごとぶつ切りにして、焼酎、砂糖、ドライイーストをバナナに混ぜます。
ジップロックに入れて密封し、日当たりのよい場所に放置します。
採集当日の朝につくって、夕方までベランダなどに置いておくとよいでしょう。
明るい夕方のうちに下見を兼ねて、トラップを仕掛けます。
樹液が出ている木以外に、直接塗ればOKです。
クワガタが取れる場所 東京近郊エリア5選
クワガタが取れる場所を、東京近郊エリアで5か所ピックアップしてみました。
ネットに書かれている『クワガタが取れる場所』は、多くの方が行っており、既に採られている可能性が高いです。
そこで、ここではおススメの地域・エリアとなります。
採集場所は、ご自身で見極めてチャレンジしてみてくださいね。
上述の、クワガタのいそうな木を見つけるのがポイントですよ。
こども自然公園
クワガタ採集の人気スポットです。
夜に行けるか、また朝はどれだけ早く行けるかで変わってきますよ。
奥多摩
ネットなどでも一番多く採集報告のある場所です。
奥多摩は、登山も楽しめるスポットなので、登山を楽しみながらクワガタ探しをしてみてはいかがでしょうか。
多摩川河川敷
多摩川の河川敷には、芝生が広がっており、その中に木が点在しています。
これらの木で、クワガタなどが発見されているようですよ。
川崎市宮前区野川周辺
野川という場所は、まだまだ緑が残っていて、山道などがたくさん存在します。
ただし、ポイントを探すのには苦労しそうです。
横浜市旭区周辺
森が多く存在し、クワガタやカブトムシは絶対と言えるほど居ます。
しかし、森が各所にたくさんあるので、ポイントを絞り込むのに苦労しそうですね。
まとめ
夏のレジャーと言えば海をつい思い浮かべますが、目先を変えて、雑木林にクワガタを取りに行くのはいかがでしょうか。
ただし、採集するのは、責任を持って飼えるだけの数にしてくださいね。
飼えない場合や、採集禁止の場所では、じっくり観察をして、そっと帰してあげましょう。