夏のイメージの強いバーベキューですが、桜の頃や紅葉の頃などに、アウトドアで食べるお肉もいいですよね。
ということで、ほぼ一年を通して楽しめるバーベキューですが、
使いきれずに余った炭は、どうすればいいのでしょうか?
例え安くても買ったものなら、捨ててしまうのはやっぱりもったいないですよね。
実は、余った炭(木炭)は、きちんと保管すれば、何年でも使うことができるんです。
そこで、今回は、バーベキューで余った炭を保管する方法について調べてみましたので、参考になさってくださいね。
目次
余った炭を保管するときに注意する点
木炭の成分はほとんどが炭素なので、保管状態が良ければ変質することはなく、何年でも使用することができます。
が、注意が必要なのが、湿気と臭気です。
炭は、消臭剤や調湿剤に使われるように、空気中の水分や臭気などの様々な成分を吸着します。
水分や臭気を吸着した炭に着火すると、爆跳(ばくちょう;着火時に木炭が勢いよくはぜる現象)したり、悪臭を放ったりします。
それを防ぐには、外気に触れないよう密閉して保管しなければなりません。
余った炭の保管方法
余った炭は、ビニール袋などで密封し、段ボール箱に入れるなどして、空気や湿気に触れないように保管しましょう。
余った炭を保管するために準備する物
- 残った炭
- ビニール袋
- お菓子の袋に入っている乾燥剤
- ガムテープ
- 段ボール箱
余った炭を保管する手順
余った炭を保管する方法を順を追ってご紹介します。
残った炭をビニール袋に入れる
残った炭の量に合わせてビニール袋の大きさを選びます。
最初に炭が入っていた袋の保存状態が良ければそのまま使用しても構いませんが、少しでも穴があいていたり傷んでいたりする場合には、新しいビニール袋を用意してください。
炭の上に乾燥剤を入れる
ビニール袋に入れた炭の上に、乾燥剤を入れます。
食品用に用いられている乾燥剤は、通常消石灰なので、特に選ぶ必要はありません。
乾燥剤の量は、余った炭の量に合わせます。
通常は、1つあれば十分でしょう。
ビニール袋でくるむ
炭と炭、ビニール袋と炭の間の隙間を、できるだけ少なくしてくるみます。
隙間が多くなると、湿気が多くなるので注意してください。
くるんだビニール袋をガムテープで密閉する
炭をくるんだビニール袋を、ガムテープできっちり貼り合せます。
保管中に粘着力が落ちてこないものであれば、ビニールテープでも構いません。
くるんだ炭を段ボール箱に入れる
ビニールでくるんだ炭を段ボール箱に入れ、風通しの良い場所に保管しましょう。
バーベキューに何度も行かれる方は、蓋と取っ手の付いたプラスチックコンテナがあると保管に便利です。
プラスチックコンテナに、炭ハサミと着火剤も一緒に入れておくと、使うときにはそのまま車に積めばOKですし、雨でも中が濡れる心配がありません。
まとめ
これから夏へ向けて、バーベキューをする機会も増えると思います。
使い切れればいいのですが、余った炭も捨ててしまうのはもったいないですよね。
是非、適切に保管して、次のバーベキューで利用してくださいね。