ビジネスに、帰省に、旅行に、新幹線を利用することって多いですよね。
ですが。新幹線の料金って、結構高いんですよね。
そんな新幹線には、実は、お得に乗れる切符が幾つも設定されています。
そんなお得な切符の中から、『早割』について、また購入方法についてまとめてみました。
目次
新幹線の『早割』ってどんな切符?
実は、「早割」という名前のついた切符はありません。
JR各社でそれぞれに、早期予約をすることで割引される切符が設定されており、それぞれに名称が異なります。
ただし、設定されている区間、座席数などが限られており、変更不可などの制限が設けられています。
新幹線の『早割』切符の制限
新幹線の『早割』切符について設けられている制限を、まとめてご紹介します。
購入できる期間の制限
『早割』切符を購入できる期間は、切符によってきめられています。
例えば、のぞみ早特往復きっぷでは、乗車日の21日前~7日前まで購入できます。
利用できる区間の制限
『早割』切符は、全区間に設定されている訳ではなく、特定の区間でだけ利用できます。
例えば、東海道新幹線の新幹線自由席早特往復きっぷは、名古屋~大阪間の「のぞみ」「ひかり」「こだま」の自由席で往復する場合に利用できます。
乗車できる列車の制限
『早割』切符の多くは、乗車できる列車が限定されます。
例えば、山陽新幹線のこだま早特往復きっぷは、新大阪~博多間を直通運転する「こだま」で利用できます。
ルールによる制限
- 途中下車不可
- 特急券と乗車券がセットになっているものは、乗車券が割引になる往復割引や学割が使用不可
- 利用時期の限定
- 乗り遅れた時に後続車に乗れない切符もある
JR各社の『早割』切符。購入方法は?
JR各社で設定されている早期予約でお得になる切符をご紹介します。
JR東日本の『早割』きっぷ
『えきねっと』の会員になることで購入できる『お先にトクだ値』という『早割』切符があります。
東北・山形・秋田・北海道新幹線と、上越・北陸新幹線に設定されており、13日前までの申し込みで利用できます。
特急券と乗車券がセットになっており、列車と区間によって異なりますが。25%~30%の割引があります。
高い割引率なので観梅してしまうことも多く、可能なら1か月前の販売開始と同時に、予約・購入をした方が良いでしょう。
JR東海の『早割』きっぷ
エクスプレス予約、プラスEX、お得なきっぷで、『早割』切符が利用できます。
エクスプレス予約
エクスプレス予約は、東海道・山陽新幹線の会員制ネット予約サービスです。
各切符については、商品情報をご参照ください。
ICカードで乗車する場合に利用できる早期割引
IC早特タイプ21、IC早特タイプA、IC早特タイプB、こだま☆楽旅IC早特
エクスプレス予約専用きっぷで乗車する場合に利用できる早期割引
EXファミリー早特、一緒に☆こだま早特
プラスEX
プラスEXは、東海道新幹線の会員制ネット予約サービスです。
ICカードで乗車する場合に利用できる早期割引
I C早特タイプ21、IC早特プラス、こだま☆楽旅IC早特
プラスEX専用きっぷで乗車する場合に利用できる早期割引
EXファミリー早特、一緒に☆こだま早特
お得なきっぷ
お得なきっぷの中の『早割』きっぷです。
のぞみ早特往復きっぷ(平成29年3月31日出発分まで)、のぞみ&九州新幹線早特往復きっぷ、新幹線自由席用早特きっぷがあります。
JR西日本の『早割』きっぷ
トクトクきっぷで予約可能な『早割』きっぷです。
くろしお&ひかり早特往復きっぷ、スーパー早特きっぷ、こだまスーパー早特きっぷがあります。
JR九州の『早割』きっぷ
おトクな割引きっぷでは、九州新幹線と東海道・山陽新幹線の割引きっぷを探すことができます。
九州ファミリーネット早特7、列車限定!九州ネット早特14(平成29日3月20日出発分まで)、つばめ限定!九州ネット早特7、土休日限定!九州ネット早特、九州ネット早特7、九州ネット早特3、e早特、WEB早特3など多くの『早割』きっぷがあります。
まとめ
JR各社で、早期予約をすることでお得になる『早割』きっぷがあります。
それぞれに、利用できる列車や期間、予約できる日などが異なりますので、確認が必要ですが、上手に利用すれば、お得に出張や、旅行、帰省などができますね。
ただし、宿泊をする場合は、宿泊とセットになった新幹線ホテルパックの方が、新幹線の料金が安くなるので、『早割』切符を購入する前に、料金を確認して検討してみてくださいね。