会社勤めをしていると、昼休みって、お昼ご飯を食べるだけでなく、休息を取ったり本を読んだり、自由に過ごせる時間ですよね。
でも、その昼休み、外食禁止の会社もあるようです。
私は幸い、そういう職場に勤めたことがないので、ちょっとびっくりしてしまったのですが、昼休みの外食や外出が禁止または制限されている会社って意外とあるみたいですね。
でも、いったいどうして、昼休みの外食が禁止されているのでしょうか。
そのあたりについて調べてみましたので、ご紹介しますね。
目次
昼休みの外食禁止 その理由は?
昼休みの外食禁止をしている職場には、どんな理由があるのでしょうか?
実は、企業の側でも、ただ単に外食禁止にしている訳ではないようです。
交通事故などの危険性があるから
昼休みの外出中、例えば交通事故にあった場合、労災保険による労働災害としてはもとより、通勤災害としても補償は受けられません。
企業側としては、労災問題などで揉めたりしたくはありませんから、予防的に外出禁止・外食禁止にしておきたいところでしょう。
制服での外出は目立つから
特に女性の場合に多いのですが、職場では制服着用という職場もありますよね。
昼休みにいちいち着替えたりはしないでしょうから、外食するときも制服を着ていますね。
そうすると、どこの会社の社員か、容易にわかってしまいます。
もし、マナーが悪かったりすると、会社の評判も落ちてしまいます。
外食先でのおしゃべりが内部情報だったら
外食先では、おしゃべりに花が咲きますよね。
プライベートなことだけしゃべっているのなら問題はありませんが、仕事のことに及んでしまうと、内部情報が社外に漏れることになります。
それが、機密情報だったりすると、会社へのダメージは計り知れません。
会社側は、それを恐れているのかもしれませんね。
電話当番が必要だから
ランチの後は電話当番。
または、昼休みでも顧客から電話が来て外出できない。
意外と、こういう例も多いようです。
ですが、電話当番も労働にあたりますから、無給ならちょっと問題かもしれませんね。
とはいえ、無給の電話当番は、多くの会社で常態化しているみたいです。
昼休みの外食禁止の職場には社内食堂がある?
大手の会社なら、社内食堂が整備されているところも多いと思います。
が、電話当番が必要な会社って、結構中小企業が多いですよね。
残念ながら、中小企業では社内食堂があることは少ないですね。
社内食堂がない場合、仕出し弁当屋さんが会社に入っていて、注文のお弁当を届けてくれるというところもあるようです。
どちらもない場合、外出禁止でなく、近所にコンビニがあればお弁当などを買いに行けますよね。
でも、外出禁止だったら、もう手作り弁当しかありません。
これは、ちょっときついかもしれませんね。
毎朝、お弁当を作るのは、結構大変なものですから。
まとめ
昼休みの外食禁止という職場は、意外にあるようです。
それには、事故の防止や会社の内部情報の流出防止など、納得のいく理由もありますね。
昼休みの外出禁止や外食禁止程度では、法律の違反というわけではないようです。
職場によって、事情は様々ですが、職場の規定には従わなければならないので、上手に付き合いましょう。
必要があって外出する場合には、届け出制や許可制になっていることもありますので、上司に相談してみてくださいね。