これから、どんどん寒くなりますね。
皆さんは、暖房器具をいつぐらいから、いつぐらいまで使いますか?
早ければ11月くらいから、長い時には3月頃まで使いますよね。
夏クーラーを使うより、長い期間使う暖房。
暖房器具は、消費電力も高いため、どうしても暖房代が高くなりがちです。
そこで、意外と長い冬、暖房代を押さえるための寒さ対策について、まとめてみました。
目次
暖房代を押さえる寒さ対策 着る物の見直し
外では厚着をしているのに、室内では薄着をして暖房器具に頼っていませんか?
室内でも厚着をすれば、その分暖房代を抑えることができます。
素材は毛糸やフリースのものが、細かい毛の中に暖かい空気を閉じ込めて、着るだけで暖かくなります。
また、最近はヒートテックなどの防寒用のアイテムがたくさん販売されているので、これらを中に着込めば、着膨れせずにスッキリ重ね着ができますね。
首元を温めるスカーフ
服を着こんでも、首元は意外と無防備ですよね。
ハイネックのセーターなどを活用するほか、スカーフを巻くのもいいですよ。
スリッパやルームソックスを履く
特にフローリグはひんやりとしますよね。
そんなときは、素足ではなく、スリッパやルームソックスを履くだけでも、足元から暖かくなりますよ。
毛布に包まる
毛布にくるまるなんて、と考えてしまいがちですが、最近は「着る毛布」という商品も販売されているので、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
暖房代を抑える寒さ対策 足元を温める
「頭寒足熱」という言葉を聞いたことがあると思います。
頭寒足熱にすると、よい睡眠をとることができたり、健康維持につながったりするので、暖房代を抑えるだけではないので、活用しましょう。
足元を温めると暖かさを感じやすい人体ですが、暖かい空気は上昇して上に溜まりやすいため、足元から冷えてきます。
断熱シートの活用
カーペットや絨毯を敷くときに、床とカーペットの間に断熱シートを敷きましょう。
これで、寒い側と暖かい側の間に熱を伝えづらくなりますので、暖房代を抑えることができます。
湯たんぽの活用
湯たんぽと言うと、寝る時にお布団に入れて、というのが一般的ですが、起きている時にも足元を温めるのに使うと効果的です。
もちろん、就寝時は、お布団の中に湯たんぽを入れましょう。
電気毛布と違い、喉が渇いたりすることもなく、乾燥予防もできますよ。
暖房代を抑える寒さ対策 暖かい環境づくり
暖房器具を使うにしても、冷気が外から伝わってきたりすると、暖房効率が下がり、暖房代を抑えることができません。
そこで、家や部屋を暖かい環境にすることが、肝要になります。
窓の防寒対策
窓を閉めていても、室内の熱はが窓から逃げ、また外気の冷たさが窓を通して室内に伝わってしまいます。
そこで、窓の防寒対策が必要になります。
まずは、雨戸があれば、必ず閉めましょう。
また、厚手のカーテンをつけることもおススメです。
薄いカーテンと比べて保温効果が優れており、室温が2℃は違うと言われています。
長いカーテンを使うと、結露をし易くなるので、結露防止シートなどを活用するといいでしょう。
湿度を高く保つ
夏、湿度が高いとより暑さを感じますよね。
同じことが冬にも言えます。
つまり、湿度が高い方が暖かさを感じやすくなるんです。
そこで、加湿器を使ったり、洗濯物の室内干しをしたりして、室内を加湿するといいですよ。
適した湿度は、50%前後です。
暖房代を抑える寒さ対策 扇風機の活用
冬に扇風機を使うというと、驚かれる方もいらっしゃるかと思います。
が、暖かい空気は上昇して、天井部分で停滞しがち。
扇風機やサーキュレーターを利用して、人に当たらないように風を送ることで、暖かい空気が室内を循環しますので、寒さ対策になるんです。
暖房代を抑える寒さ対策 暖房器具の選択と温度設定の見直し
エアコンやファンヒーターなど、暖房器具もいろいろありますよね。
それぞれに、消費電力が異なりますので、必然的に暖房代も違ってきます。
そこで、暖房器具の選び方が大切になります。
暖房器具の選択
エアコンやファンヒーターなどは、直接熱を感じるこたつやホットカーペットなどのサブ暖房より寒く感じやすいです。
そこで、サブ暖房と併用して使うのがおススメです。
消費電力の差があるので、組み合わせた方が電気代を安く抑えることができます。
設定温度の見直し
上述の通り、エアコンやファンヒーターは、寒く感じやすい面があり、ついつい設定温度を上げてしまいがちですよね。
エアコンの設定温度を1℃下げると、電気代は10%ほど削減できると言われています。
設定温度の目安としては、20℃~22℃にすると良いでしょう。
暖房代を抑える寒さ対策 暖房器具は早めにOFF
寒冷地以外の地域では、外出する15分前には暖房の電源を切ることをおすすめします。
部屋はすぐには冷えないので、寒さを感じることなく、電気代をカットできますよ。
暖房代を抑える寒さ対策 エアコンの使い方
エアコンを漫然と使っていませんか?
まず、設定を弱運転ではなく、自動運転に切り替えましょう。
自動運転の方が、電気代は安く済みます。
また、エアコンのフィルターを2週間に1度は掃除しましょう。
フィルターがきれいなら、暖気をスムーズに排出できるので、無駄な電気代がかかりません。
電気代を約5%節約できると言われています。
まとめ
暖房代を抑える寒さ対策について、いろいろとご紹介しました。
まずは、暖房に頼りすぎず、厚着をしたり、部屋の断熱をしたりするのがポイントですね。
暖房代は、意外と高くなってしまいがちですから、家計のためにも寒さ対策をして、暖房代を抑えるようにしましょう。