2019年10月、いよいよ消費税が10%に引き上げられます。
たった2%の増税ですが、1万円10万円と大きな買い物をすればするほどその負担は大きくなります。
そんなときの強い味方がクレジットカードです。
実はクレジットカードなどでキャッシュレス決済をした場合に限り、ポイントが還元されることをご存知でしょうか。
そこで、今回は消費税10%になっても焦らなくていい、クレジットカードでのお買い物のメリットをご紹介します。
目次
クレジットカードで支払えば消費税が10%でも安心!?
消費税が8%から10%へ2%の増税。
2%の増税によって1000円の買い物をして今までは税込み1080円だったのが1100円に、1万円の買い物が1万800円だったのが1万1000円と価格が高くなれば高くなるほど負担が大きくなっていきます。
消費税が増税されたことによる景気の悪化を防ぐため、政府が打ち出した打開策が「ポイント還元政策」です。
この政策ではクレジットカードや電子マネー、スマホ決済などキャッシュレス決済を行うとポイントがつけられ、消費者の負担が軽減されるのです。
条件によって還元率は異なりますが、2%から5%のポイントを受け取ることができます。
2%の還元があれば8%と同じ負担で、5%の還元ならよりお得に買い物をすることができますね。
ただし、この還元はいつでもどこでも受けられるというわけではなく、いくつかの条件があります。
消費税10%時代、クレジットカードでポイントをもらうにはどうすればいい?
ポイント還元を受け取るためには、以下のことに注意が必要です。
キャッシュレス決済を行う
このポイント還元は先ほど述べたように、クレジットカードや電子マネーで買い物をしたときに限り行われます。
そのため、現金払いでは消費税10%分の負担をしなくてはなりません。
期間が決まっている
このポイント還元は無期限で行われるわけではなく、あくまで一時的な措置です。
ポイントが付くのは消費税10%が開始される2019年10月からオリンピックが開催される2020年6月までの9か月間となっています。
買い物をする場所によって還元率が異なる
当初ポイントの還元は中小・小規模事業者での買い物をしたときに限り5%還元されるとされていました。
しかしその後、コンビニや外食などの大手チェーン店でも2%還元されることになりました。
そのため中小・小規模事業者での買い物なら増税前よりもお得に、大手チェーンでも増税前と同じ負担で買い物することができます。
ポイントが付かないものもある
ポイント還元除外品目として換金性の高い商品券や切手、債券などがあります。
なぜならクレジットカードで買い物をして5%分のポイントを受け取り、転売をしてポイント分儲けようという人が出てくるからです。
また、非課税(病院、薬局、授業料など)のものにもポイントは付きません。
消費税が10%になってもクレジットカードがあればポイント還元でお得!
家計に大きなダメージを与える消費税の増税。
短い期間ではありますが、ポイント還元でお得に買い物できるのはうれしいですね。
これを機にキャッシュレス決済に切り替えるのもいいかもしれません。