東北の短い夏を彩る熱いお祭り。
それが『青森ねぶた祭り』です。
ド迫力の『ねぶた』、その周囲を跳ねる『ハネト』の威勢のよさ。
誰でも、ニュース映像などで、一度は見たことがあるはずです。
そんな『青森ねぶた祭り』を、実際に楽しんでみませんか?
目次
青森ねぶた祭り 歴史と由来を知るともっと楽しめる!
実は、青森ねぶた祭りの起源は、定かではありません。
奈良時代に中国から渡来した『七夕祭り』と、古来より津軽にあった習俗や精霊送り、人形、虫送りなどの行事が一体化したものと考えられています。
紙と竹、蝋燭が普及すると灯篭となって、これが変化したものが、人形、扇ねぶたになったのでしょう。
七夕祭りでは、7月7日の夜に穢れを川や海に流す禊の行事として、灯篭を流して無病息災を祈っていました。
これが、『ねぶた流し』と呼ばれ、現在の青森ねぶた祭りの海上運行に現れています。
青森ねぶた祭り2017 日程と見どころは?
青森ねぶた祭りは、毎年、曜日に関係なく8月2日から7日にかけて開催されます。
会期中の日程は、下記の表の通りです。
8月2日、3日19:10~21:00 | 子供ねぶた・大型ねぶた合同運行 |
8月4日、5日、6日19:10~21:00 | 大型ねぶた連合運行 |
8月7日13:00~15:00 | 大型ねぶた連合運行
ねぶた大賞ほか各賞発表 |
8月7日19:15~21:00頃 | 青森花火大会・ねぶた海上運行 |
やはり、青森ねぶた祭りの見どころは、高さ5mにもなる『ねぶた』です。
『ねぶた師』と呼ばれる職人の手作りで、手がけるねぶた師によって特徴があるので、じっくり見比べてみると面白いですね。
また、ねぶたの周囲を「らっせらー!」の掛け声と共に飛び跳ねるハネトの威勢の良さが、祭りを盛り上げます。
青森ねぶた祭りに参加できる!参加方法をお教えします
青森ねぶた祭りを百倍楽しむための、秘訣をお教えします。
青森ねぶた祭りに参加して、楽しい思い出を作りませんか?
なんと、青森ねぶた祭りでは、『ハネト』としてねぶたに参加することができます。
参加方法は、いたって簡単です。
ハネト衣装(正装)を着て、運行スタートまでに運行コースに待機しているねぶたの団体に入るだけ!
ハネトは自由参加。
団体に所属していなくてもいいし、事前の登録や当日受け付けもありません。
ハネトの衣装はデパートなどで一色10,000円くらいで市販されていますし、貸し出しと着付けをしてくれるお店もあります(約4,000円前後)。
ただし、ハネトにもルールがありますので、コチラをご確認くださいね。
青森ねぶた祭りをゆっくり楽しむためには、観覧席の購入・予約を
青森ねぶた祭り会場では、10名以上の団体観覧席と9名以下の個人観覧席が用意されています。
団体観覧席購入・予約方法
一次募集(購入)は、人数が確定している団体向けですが、残念ながら、2017年4月6日(木)~12日(水)だったので、既に終了しています。
二次募集(予約)は、人数がまだ確定していない団体向けで、2017年4月18日(火)から受付が始まっています。
一日当たり、2,500席が受け付けられ、6月22日までは人数減や取り消しが可能です。
受付は申し込み順となり、席数が限られているのでキャンセル待ちになる場合もあります。
二次募集(予約)の申し込み方法については、コチラからPDFが閲覧・ダウンロードできます。
PDF最終ページが申込書になっているので、(公社)青森観光コンベンション協会に直接持参するか、FAXで申し込みます。
個人観覧席の販売予定
9名以下の場合は、6月下旬から青森市内の旅行社、全国のコンビニエンスストア他で個人観覧席の販売が予定されています。
6月中旬に詳細が決まりますので、公式HP のまつり情報をチェックしてみてくださいね!
青森ねぶた祭り 駐車場情報
青森ねぶた祭りへのアクセス方法は、電車の場合、JR青森駅から徒歩5分~20分、車の場合、高速青森I.Cから約16分です。
車の場合、会場近辺に有料、無料の臨時駐車場が開設されます。
おすすめの駐車場は、有料(1回500円)ですが、青森操車場跡地北側です。
青森ねぶた祭り 宿泊をするなら
青森ねぶた祭りの開催期間中は、祭を見るための観光客で、周辺のホテルは予約でいっぱいになると覚悟しておいた方がいいでしょう。
ただ、5月~7月にかけては、キャンセルも出るようなので、ホテル側にはキャンセル待ちを伝えておきましょう。
ホテル選びの参考には、じゃらんの『青森ねぶた祭りホテル宿泊予約』のページがおすすめです。
まとめ
『東北三大夏祭り』の一つ、青森ねぶた祭りは、期間中約三百万人を超す人出で賑わいます。
20台以上の大型ねぶたは、豪華絢爛で目を奪われますし、ハネトの威勢の良さには、熱い夏を感じられます。
観覧席から楽しむもよし、ハネトとして参加して思い出をつくるもよし。
東北の短くも熱い夏を、ぜひ体験してみてくださいね。