ほたるの見頃は、一般に5月下旬~梅雨に入った6月頃です。
その時期には、各地のホタルの名所で観賞ツアーやほたる祭りが開催されます。
長野県の辰野町も、その一つで、『辰野ほたる祭り』が毎年開催されています。
そこで、辰野ほたる祭り2017の日程と見頃を中心に、イベントなどの情報をまとめてみました。
ホタルの名所 辰野町松尾峡
長野県上伊那郡辰野町にある松尾峡は、日本一のほたるの名所です。
諏訪湖から流れ出る天竜川の水は、非常に清く、きれいな水にしか
生息できないほたるやその餌となるカワニナが生息するのに、適しています。
しかし、工場排水や家庭排水、農薬などが増えるにつれて、
一時期はほたるの数も少なくなっていました。
町や地元の方々の地道な努力により、今では、昔のようにほたるが見られるようになったのが、辰野町平出・下辰野のほたる童謡公園です。
平出側に『ふれあいゾーン』、下辰野側に『小さな生き物ゾーン』があります。
第69回 信州辰野ほたる祭り2017 日程
辰野町のほたるの最盛期は6月中旬で、毎年町をあげて盛大なほたる祭りが行われます。
辰野ほたる祭り2017は、第69回。
歴史のあるほたる祭りなんですね。
日程は、2017年6月10日(土)~6月18日(日)です。
多い年で、1日に1万匹以上のゲンジボタルが乱舞します。
また期間中は、土日を中心に屋台が並び、総踊りをはじめ様々なイベントが開催されます。
イベントの詳細や最新情報は、公式サイトで随時更新されますので、ご覧になってくださいね。
参考までに、2016年の辰野ほたる祭りのイベント情報を掲載しますね。
6月10日(土)、11日(日)、17日(土)、18日(日)には、伊那富橋・平出交差点~松尾峡までの区間が歩行者天国になります。
歩行者天国になる時間は、土曜日が17:00~22:00、日曜日が17:00~21:00です。
期間中、松尾峡(ほたる童謡公園)に入場する際、ほたる保護育成協力金として、500円の入場料(中学生以下無料、15名以上の団体400円)が必要です。
辰野ほたる祭り情報
主催者:辰野ほたる祭り実行委員会
お問い合わせ先:TEL 0266-41-0528
アクセス
【電車】
新宿⇒(中央本線特急)⇒岡谷⇒(中央本線)⇒辰野 徒歩14分
名古屋⇒(中央本線特急)⇒塩尻⇒(中央本線)⇒辰野 徒歩14分
【高速バス】
中央高速バスが新宿および名古屋から出ます。
【自動車】
東京・名古屋方面から:中央自動車道伊北I.Cから国土153号線で約10分
新潟・長野方面から長野自動車道塩尻I.Cから国道153号線で約20分
【駐車場】
参考までに、2016年の駐車場マップを掲載しておきます。
赤く塗られている個所が歩行者天国の区間です。
土日には、交通規制がかかりますのでご注意ください。
信州辰野ほたる祭り2017 ほたるの見頃
ほたる祭りは例年、午後5時から午後10時に行われますが、
イベントによっては午後8時半や午後9時で終わることもあるようです。
ほたるが良く飛ぶのは、午後8時頃から9時頃ですので、
午後7時半ごろから8時半ごろにお出かけになるといいでしょう。
また、月明かりのない、蒸し暑い夜に
ほたるが良く飛ぶので、曇りで風のない夜がおすすめですよ。
まとめ
日本一のほたるの名所といわれる、長野県の辰野町。
1万匹のほたるの乱舞は、きっと幻想的で壮観でしょうね。
信州辰野ほたる祭りは、会場がJR辰野駅から近く、
東京からも名古屋からもアクセスが良いので、是非お出かけになってみてくださいね。