豊田おいでん祭は、愛知県豊田市で毎年夏の初めに行われるお祭りです。
特筆すべきなのは、最終日に盛大に行われる花火大会です。
YAHOO !JAPAN『花火大会&夏祭り特集2016』で、『有名花火師が選ぶ、おすすめ花火大会厳選10選2016年版』堂々第6位に入っているほどなんです。
それにしても、『おいでん祭』っていう名前も、気になるポイントですよね。
そこで、豊田おいでん祭について、由来や日程、花火大会の穴場スポットまで、まとめてみました。
目次
豊田おいでん祭ってどんなお祭?
毎年初夏の愛知県豊田市で行われるお祭が、『豊田おいでん祭』です。
豊田市が合併吸収を繰り返し、またトヨタ自動車が発展した時期でもある1968年、『豊田まつり』というお祭が始まりました。
この頃の祭りには、古くからの住人と新しい住人とを繋ぐという側面がありました。
その後、20回目を数える頃、原点から見直そうということになり、新たにみんなで踊れる『総踊り』が考案され、『豊田おいでん祭』として生まれ変わったのです。
『おいでん』って何?
『おいでん』とは、三河弁で「おいで」という意味です。
おいでん祭期間中は、豊田市内で『総踊り』の音楽が流され続けます。
歌詞の中に織り込まれた、「おいでん」「みりん」「おどろまい」は、「おいで、見て、踊ろうよ」という意味です。
つまり、豊田おいでん祭は、みんなで集まり、踊って、花火を見る、というお祭りなんですね。
豊田おいでん祭花火大会2021 日程
そんな、みんなで集って踊って花火を見るお祭、豊田おいでん祭。
2021年の日程はどうなっているのでしょうか。
今後詳細な情報が出てくるので、豊田おいでんまつり公式HPは要チェックですよ。
「マイタウンおいでん」は、6月下旬より
6月下旬から、豊田市内各地で、「おいでん」の総踊りをする『マイタウンおいでん』が開かれます。
昨年はコロナの影響により中止、今年も『マイタウンおいでん』の開催情報は発表はされていません。
2019年度は、6月17日(土)の皮切り、『元祖おいでん!上郷2019』『おいでん香恋の里 しもやま』から、7月16日(日)までのほぼ毎週『マイタウンおいでん』が開かれました。
豊田おいでん祭はフィナーレ!!
市内各所(マイタウン)で開催された『おいでん踊り』の総仕上げとして、7月27日(土)17:00~20:30、名鉄豊田市駅東側を会場に、一斉に踊る『おいでんファイナル』が行われます。
市民がそれぞれの踊り連で、思い思いの振り付けと趣向を凝らした衣装で踊る市民参加型のお祭りなんですね。
『おいでんファイナル』の総踊りは、見ごたえがありますよ!
豊田おいでん祭花火大会 日程&会場へのアクセスは?
花火大会は、『おいでんファイナル』の翌晩、9月26日(日)の19:10~21:00に、開催されます。
会場は、矢作川河畔・白浜公園で、約13,000発の花火が夜空を彩ります。
例年、オープニングを飾るワイドスターマインに始まり、各社協賛花火、日本煙火芸術協会特別作品やミュージック花火などが続き、非常に充実した内容です。
白浜公園へのアクセスは、豊田市駅から県道342号経由で徒歩13分です。
豊田おいでん祭花火大会の穴場&屋台情報も!
花火を楽しむには、有料の協賛席がおすすめなのですが、必ずしも購入できるわけではありませんので、やはりゆったりと楽しめる穴場情報は押さえておきたいですね。
花火大会のメイン会場は、白浜公園
穴場ではなくメイン会場のため、迫力のある花火を見ることができますが、毎年大混雑をします。
前日17:00から立ち入り禁止となり、当日の06:00~場所取り解禁となりますが、良い場所はすぐ埋まってしまいます。
矢作川河川敷は狙い目
白浜公園や川端公園といった公園以外でも、矢作川河川敷であれば、花火が良く見えます。
打ち上げ場所から離れるほど花火が小さくなり、また角度も斜めから見る形にはなりますが、混雑が緩やかなのがポイントですね。
花火は小さくなるけれど、毘森公園
打ち上げ場所から約1.7km離れた場所にあるため、花火は小さめになりますが、花火の雰囲気を楽しむには十分なスポットです。
野球場と隣接する駐車場があるので、混雑のストレスはほとんどなく、また車での利用が可能なので、ゆったりと楽しむにはうってつけの場所です。
屋台が出るのは、豊田大橋西側一帯
花火を見ながら、屋台の食べ物を頬張ると幸せな気分になれますよね。
屋台は、当日夕方17時から21時まで、新豊田駅から花火会場までの周辺道路および花火会場付近である豊田大橋西側一帯に、並びます。
花火が終わるとさっと片づけられてしまうので、お目当てのものは早めにゲットしておいてくださいね。
まとめ
豊田おいでん祭花火大会は、上述の通り有名花火師の選ぶ10選に入るほどの、芸術作品のような素晴らしい花火大会です。
是非、「おいでん」の総踊りと合わせて、一度は見ておきたいお祭りですね。
ただ、評判が高い分、観客も多く混雑は必至です。
早めのお出かけと、帰りの電車の切符をあらかじめ用意しておくなどのちょっとした工夫をしておくと快適に楽しむことができるでしょう。