中学生ともなると、そろそろ親と出かけるのが照れ臭かったり、嫌だったりし始めますよね。
親や家族と遊びに行くより、友達と遊びに行きたい年頃です。
連休や夏休み、卒業旅行と、友達と遊びに行きたいときも多くありますよね。
そこで、バスツアーを使って中学生だけで遊びに行けるのかについて調べてみましたので、参考にしてみてくださいね。
目次
バスツアーって中学生だけでも参加できる?
まずは、ある旅行会社の『国内企画型旅行』つまり『ツアー』の旅行条件書からの引用を見てみてください。
お申し込み時点で未成年の方は、当社が別途定めた条件に該当する場合を除き、親権者の同意書が必要となります。また、旅行開始時点にて15歳未満の方は保護者の同行が必要です。さらに、未成年者同士のお申し込み・参加につきましてはお断りする場合があります。
ここからわかることは、
- 未成年者の場合、親権者(通常は親)の同意書が必要(同意だけではダメ)
- 15歳未満の場合、保護者の同行が必要
- 未成年者同士の申し込み・参加は断られる場合もある
という3点ですね。
ここでは、「バスツアー」に「中学生だけ」で参加できるかが知りたいわけですが、結論としては、参加できないということになります。
もちろん、全ての旅行会社のツアーが同じ条件ではありません。
どうしても中学生だけでバスツアーに参加したいなら、「中学生(15歳未満)でも保護者の同意書があれば参加可能」のツアーを探すしかないですね。
日帰りツアーへの少人数での参加なら、保護者の同意書があれば参加可能なものもあるにはあります。
中学生だけでも参加できるバスツアーが見つかったら
もし、中学生だけでも参加できるバスツアーが見つかった場合でも、何かあった場合には、保護者の責任ということになりますので、これを肝に銘じておいてくださいね。
つまり極端な話、「ツアー中に事件などに巻き込まれても、旅行会社としては責任を取れない」ということだと考えてください。
中学生だけでバスツアーに参加する時の準備って?
中学生だけで参加できるバスツアーを見つけたら、申し込む前に、ツアー会社の規約をよく確認しましょう。
この時、必ず、親御さんとお子さんが一緒に確認するようにしてくださいね。
バスツアーには基本誰でも参加できるので、いろいろな参加者がいろいろなところから集まって、一つのバスに乗り、一緒に旅を楽しみます。
その参加者は、大半が少人数の大人のグループです。
中学生だけの参加者は、極めてまれなことであると自覚してくださいね。
また、基本的にすべての行動は、自分の責任であることを自覚しておきましょう。
ツアー中には添乗員が同行するのが通常ですが、基本的には参加者の自己責任ということになっています。
そこで、中学生だけでバスツアーに参加する場合には、以下のことをよく確認しておきましょう。
節度ある行動をする
旅先、しかも仲良しの友達だけでの参加となると、ハメをはずしてしまいがちです。
でも、周囲に迷惑をかけたり、トラブルに巻き込まれたりすると、全ては保護者の責任になってしまいます。
せっかく、バスツアーへの参加を認めてくれた親御さんに迷惑をかけないためにも、ツアー中は、節度ある行動をとりましょう。
集合場所と時間の確認
バスツアーでは、走行中、SAやPAでトイレ休憩を取ります。
また、目的地では自由行動の時間が取られている場合が多いです。
これらの場面では、集合場所と時間をきちんと確認して、必ず守るようにしましょう。
ツアーのグループから離れない
ツアーのグループから離れてしまうと、はぐれてしまう危険性が高くなります。
はぐれてしまったからといって置いていかれることはないでしょうが、その分、他の参加者に多大な迷惑をかけることになってしまいます。
自由行動の時には、好きな場所に行きたくなるものですが、あまりグループから離れないようにした方がよいでしょう。
本人の既往症やアレルギーを伝える
参加する本人に、既往症やアレルギーなどがある場合には、事前にスタッフ・添乗員に伝えておきましょう。
トラブルや事故を避けることができます。
まとめ
ツアー会社やツアーの企画によって、中学生の参加が可能なものも不可能なものもあります。
未成年者の場合、同意書など提出が必要な書類がある場合もあります。
申し込む際に、旅行条件などをよく確認しましょう。
バスツアー中は、基本的に自己責任です。
中学生の皆さんは、くれぐれも親に内緒でバスツアーに参加しようと考えたりしないでくださいね。
きちんとルールを守って、楽しいバスツアーにしましょう。