今となっては2月の行事、
節分の定番となっている『恵方巻き』。

毎年その恵方は変動していきますが、
2017年はどこが恵方となるのでしょう。

1.知っていましたか?恵方の決め方

1

2017年の恵方は、ズバリ!
『北北西』です!

 

この方角の決め方って知っていましたか?

南北東西ありますが、
細かく分けると16方位あります。

16方位の中から選んでいるのか?というと、
実はそうではないのです。

恵方に選ばれるのは、
なんと4方位しかなく、5年周期で回っているのです。

東北東 ⇒ 西南西 ⇒ 南南東 ⇒ 北北西 ⇒ 南南東

上記の流れさえ覚えていれば、翌年の恵方も分かる訳です!

2. 節分って?恵方巻きって?

2

「節分」については
「土用の丑の日」で耳なじみのある「土用」や、
「彼岸」などと同じように雑節、
季節の変わり目を的確に把握する為に
設けられた特別な暦の一つとなります。

季節の変わり目に邪気が生じると考えており、
現在は「鬼」という形で、
それを祓う行事となっています。

風邪をひきやすくなるのは邪気のせい?

季節の変わり目は体調管理が難しく、
風邪をひきやすくなってしまいます。
「鬼」を祓うのに併せて、
自分の体調を見直すことも
邪気払いの一つになりそうですね。

 

「恵方巻き」は節分に食べる寿司と
いつの間にか定着していましたが、
全国区となったのは意外と最近の事。

元々は大阪を中心とした関西地方の風習で、
その頃は「太巻き」「丸かぶり寿司」「幸運巻寿司」
という名前でした。

恵方を向いて無言で1本を食べる、というルールはそのままです。

「恵方巻き」という名前になったのは、
1998年にセブンイレブンで
全国的に「丸かぶり寿司」を売り出す際に、
商品名として「丸かぶり寿司 恵方巻」としたことから、
「恵方巻き」が定着していきました。

3. 節分でなぜ豆をまくの?

全段落では節分、
恵方巻きについてお話しましたが、
鬼退治の為に豆をまくのは何故なのでしょうか?

そのルーツは古く、平安時代に鬼が出現した際、
豆で鬼の目を打ちつぶして撃退し、
難を逃れたという伝説が起源なのではと言われています。

その他に以下の説があります。

  • 穀物には生命力、魔除けの呪力が備わっている
  • 魔目(豆・マメ)を鬼の目に投げつけ、魔滅する語呂合わせ

大豆には疲労回復やスタミナ増強に効果を発揮する
ビタミンB2が豊富に含まれているので、
前者の「穀物に生命力」については
実際に力を発揮してくれそうだと感じますね。

節分に使用する豆は「大豆」のイメージが強いですが、
雪深い地域などでは小さな大豆だと回収が困難ということで、
袋に大豆を詰めたものや落花生で代用する場合もあります。

4. 各地の節分

3

節分といっても前述したように、
使う豆が違うなど地域によって違うようです。

■食べるものが違う

節分の日は旧暦の大晦日にあたるということで、
「年越しそば」と同様の意味合いで
節分そば」を食べるのだとか。

地域的には蕎麦で有名な、
長野県、島根県が主となっているようです。

その他にも、関西では「イワシ
を食べる風習もあります。

鬼は魚の臭いが苦手で近付かないと言われていますし、
食べる事で内に溜まった邪気も祓ってくれるのだとか。

また、「イワシ」を食べる地区は併せて、
イワシの頭と柊を軒先に飾る風習もあります。

■「鬼は外」ではなく「鬼は内」?

東京の稲荷鬼王神社。
奈良の元興寺、天河神社。
愛知の大須観音は鬼神を祀っている場合や、
寺の悪者を退治する鬼など良いものとして存在する鬼もいるので、
そういった寺社では鬼を追い出すのではなく
「鬼は外」は禁句となっており、
「福は内、鬼は内」と招くのだとか。

 

神奈川の千蔵寺。
千葉県の成田山新勝寺。
奈良の金峯山寺蔵王堂は、
鬼は悪い者として扱われるものの、
鬼を改心させる神様を祭っていたり、
追われた鬼を迎え改心させる
など、
優しい寺社も存在するんですね。
珍しい地区もあるようで、
茨城県つくば市鬼ヶ窪地区は
「あっちはあっち、こっちはこっち、鬼ヶ窪の年越しだ」
と唱えて、鬼をかくまってあげるのだとか。

5. まとめ

「節分」と言っても、各地で食べるもの、
鬼の認識がこんなにも違うんですね。

今日読んでみた中で初めて知った「節分」が
あったのではないのでしょうか。

自分が住んでいる地域の節分が
もっと違うものだったのであれば、
ルーツを探してみるのも面白いかもしれません。

節分そば、イワシ料理、恵方巻き、
また恵方巻きは寿司だけではなく、
形を模したケーキなどが用意されたりしていますが、
美味しいものが揃う節分、
食べ過ぎないようにお気を付けください。