日程

ホタルを見たことありますか?
暗い闇の中、光が飛び交い、とても幻想的な光景ですよね。

残念なことに、環境破壊などであまり見られなくなっていますが、近年、地元の方の努力で復活して観賞会などが行われる地方もありますね。
ですが、ホタルが見られる時期はとても短く、時期を外すと見ることができません。

そこで、ホタルが見られる時期や種類、よく光る時間帯について、まとめてみました。

ホタルが見られる時期

ホタル

ホタルが見られる時期は、いつ頃でしょうか?

平均的には、5月の後半から梅雨に入った6月下旬までです。

南の暖かい地域から見られるようになり、北に向かうにつれ、ホタルを見られる時期は遅くなっていきます。

気温差があるため、全国で一斉に見られるわけではないので、ホタルにも『ホタル前線』があります。

気象庁では、1981年~2010年の30年分のホタルの初見日の平年値を出しています(ホタルの初見日の等期日線図)。

あくまで、ざっくりとしたデータですが、ホタル観賞の参考になさってくださいね。

また、ホタルのピークは、初見日の半月後くらいと言われています。

ホタルの種類

時期

ホタルは、ホタル科に属する肉食性の甲虫の仲間です。

世界中には約2,000種、日本には約50種が生息しているとされます。

実は、光らない種類のホタルが大多数で、光るホタルとしてはゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルが有名です。

ゲンジボタル

5月から7月にかけて、流水のあるところで見られます。

3つのホタルの中では、一番大きく光も明るいホタルで、曲線的に飛びます。

点滅の間隔は生息する地域で異なり、東日本では4秒に1回、西日本では2秒に1回、東西の境界線あたりでは3秒に1回光ることが知られています。

主に、本州、四国、九州に生息しています。

ヘイケボタル

6月~9月にかけて小川や田んぼ、池などで見られます。

ゲンジボタルが終了する頃から発生が始まり、9月末まで見ることができます。

発光はあまり強くなく、揺れるような光を出しながら飛び、直線的な飛び方をします。

光ってから次に光るまでの間隔は、約1秒です。

南西諸島を除く日本、朝鮮半島、中国東北部、東シベリア、サハリン、千島列島に生息しています。

ヒメボタル

5月~6月の間の比較的短い期間に、林の中で見られます。

短い間隔で明滅し、フラッシュを焚いているような発光です。

発光の色は、ゲンジボタル、ヘイケボタルと比べ、やや黄色がかっています。

ホタルの観賞に適した時間帯

種類

ホタルは主に、オスが光りながら飛びまわっていることが多く、メスは草むらや木の葉の上にいます。

月明かりがなく、蒸し暑くて風のない日には、たくさん見ることができます。

ホタルは夜の7時ごろから飛び始めますが、活発に飛び交う時間帯は、夜に3回ほどあります。

1回目は8時~9時、2回目が11時前後、3回目が午前2時前後です。

ホタルを見る時のマナー

時間帯

ホタルは希少な生物であり、また寿命の短い生き物です。

現在ホタルを見ることのできる場所の多くでは、地元の人などが環境保全に努めています。

ですから、下記のようなマナーを守って、ホタルを観賞しましょう。

  • ホタルを採らない
  • ゴミを捨てない
  • フラッシュを焚いて写真を撮らない
  • 懐中電灯などの明かりを持ちこまない
  • 大声を出すなど、地元の人の迷惑になることをしない
  • 虫よけスプレーを使わない
  • 危険な場所には近づかない

まとめ

幻想的な光を楽しむホタル観賞は、おおむね5月~8月にかけてが適しています。

月明かりのない、蒸し暑い夜には、水辺に出かけてみてはいかがでしょうか。

見頃は、夜の8時から9時。

マナーを守って、夏の風物詩、ホタルの光を楽しんでくださいね。