カブトムシ

お子さまに人気のカブトムシ。

突然、「カブトムシが飼いたい!」なんて言い出されて困ったりする親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで、カブトムシの飼育方法について、初めての方にも分かりやすくまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。

カブトムシを初めて飼うなら、幼虫から?成虫から?

カブトムシ

カブトムシを飼う時、まず、成虫を飼うのか、幼虫から育てるのかで、飼育をする季節も異なりますし、準備する物も変わってきます。

カブトムシの成虫の命は、夏の間だけととても短く、成虫の飼育はほとんど夏休みと同じぐらいだと思ってください。

一方、カブトムシの幼虫から育てる場合、秋から幼虫を育てて冬から夏までと、もっと長く楽しむことができます。

今回は、お子さまが捕まえてきたカブトムシを飼うことを想定して、飼い方についてご紹介していきますね。

カブトムシの成虫を飼うときに必要なものと飼うときの注意点

飼育

必要なグッズは、ペットショップのほか、夏の間は、ホームセンターや大型のスーパー、ドラッグストアなどでも購入できます。

グッズを一つ一つ揃えることもできますし、飼育に必要なものをまとめて揃えることができる『飼育セット』などもあります。

カブトムシの成虫の飼育に必要なもの

取り急ぎ、飼育ケース、昆虫マット、昆虫ゼリー、止まり木を用意すれば大丈夫です。

飼育ケース

プラスチックのケースや水槽を用います。

夜中に脱走してしまわないよう、蓋がしっかりできるものにしましょう。

縦20cm×横30cm×高さ20cm以上の一般的な水槽がおすすめです。

昆虫マット

飼育ケースの底に敷きます。

マット、飼育マット、クヌギマットなどと表記されていることもあります。

飼育ケースの1/3程度敷きます。

朽木(くちき)

止まり木になったり、ひっくり返ったときに起き上がるために使ったりします。

拾ってきても良いですが、販売もされています。

エサとエサ台

エサは、販売されている昆虫ゼリーや、りんご・バナナ・パイナップルなどを与えます。

昆虫ゼリーがぴったりはまるエサ台があると便利です。

果物を与える場合は、毎日取り替えます。

防虫シート

コバエの侵入を防ぎ、ケース内の乾燥を防ぎます。

霧吹き

カブトムシは乾燥に弱いので、1日に1~2度、霧吹きで水分を拭きかけてあげます。

直接霧吹きの水がかかっても問題ありません。

カブトムシの成虫を飼育するときは

カブトムシを飼育するのに必要なグッズをそろえたら、飼育場所や飼育するときに気をつけることをチェックしていきましょう。

カブトムシの飼育場所

飼育ケースは、直射日光を避けて風通しの良いところに置きましょう。

煙草の煙や蚊取り線香もよくないので、容器にかからないように気をつけてくださいね。

一つのケースで飼えるカブトムシの数は?

カブトムシのオス同士は、ケンカをします。

上で紹介したサイズの飼育ケースでは、ケース一つにオス1匹、メス2~3匹が目安です。

カブトムシの飼育に適した温度は?

成虫のカブトムシは暑さに弱い生き物です。

25℃~30℃くらいが適温です。

カブトムシにはダニが付く

カブトムシの体にはダニが付くことがあります。

特に体の下面に付きますので、歯ブラシなどでこそげ取ってあげてください。

いなくなった!と思った時は

カブトムシは夜行性なので、昼間は基本的にマットの中や朽木の下の方に隠れています。

また、蓋の裏にいることもよくあります。

カブトムシは力持ちなので、蓋をしっかりしておかないと脱走してしまうこともあります。

死んでしまった時は?

死んでいるのを見つけたら、すぐにケースから取り出しましょう。

放置したままカビが生えると、他のカブトムシに影響が出ますし、何より悪臭を発します。

早めに発見して取り出せた場合には、標本にすることも可能ですよ。

カブトムシを繁殖させるには?

初めて

もし、元気なオスとメスのカブトムシを捕まえた場合には、繁殖をさせてみるのも良いですね。

カブトムシの産卵

オスとメスのカブトムシを同じケースに入れて飼いましょう。

そのうち、メスがマットの中に潜って出てこなくなることが増えます。

このときメスはマットの中に産卵しています。

卵を確認したら

卵は、小さなコメ粒ぐらいの大きさで、白い色をしています。

スプーンやフォークで卵を傷つけないように、メスが潜っていたところを掘ってみましょう。

卵が確認できたら、幼虫飼育用の新しいマットに移します。

ペットボトルにマットを入れて、ボトル1個に卵を1個入れましょう。

幼虫は、マットの養分を食べて大きくなりますので、ときどき新しいマットに交換してあげてください。

さなぎの世話

幼虫は、大きくなると最後はさなぎになります。

さなぎになる前は幼虫の動きが鈍くなってきますので、その前までにさなぎ用のマットを準備しましょう。

さなぎ用のマットは幼虫用のものと同じでよいのですが、さなぎの部屋が作れるよう少し固めに詰めておきます。

さなぎになった後は、成虫になるまで静かなところに容器を置いておき、ときどき霧吹きなどでマットに湿り気を与えましょう。

5月頃から成虫になってマットから出てきますよ。

羽化したばかりの成虫は、体も柔らかいので2日ほどはそっとしておいてあげましょう。

まとめ

夏休みには、昆虫採集に行かれるお子さんも多いですよね。

そこでカブトムシを捕まえられたら、やっぱり飼ってみたくなるのが人情です。

とはいえ、カブトムシも命あるものです。

是非お子さまと一緒に、愛情を持って最後まで世話をしてあげてくださいね。