ほおずき市
全国各地の寺社で行われる夏の風物詩、ほおずき市。

中でもとりわけ有名と言いますか、一番の人気の市が、浅草、浅草寺のほおずき市です。

ほおずきの鮮やかな朱色。

涼しげな浴衣。

いなせな売り子の声・・・。

一度はぜひ、足を運んでみたいものです。

そこで、ほおずき市の2017年の日程や、その由来などまとめてみましたので、お出かけの際のご参考になさってくださいね。

ほおずき市の由来 元祖は浅草寺ではない?

ほおずき市

さて、ほおずき市と言えば浅草、浅草寺、というイメージが強いのですが、実は元祖は浅草寺ではないのだそうですよ。

では、ほおずき市の由来と元祖についてひも解いていきましょう。

浅草寺の特別な縁日 『四万六千日(しまんろくせんにち)』

お祭と言えば、縁日。

縁日と言えば、屋台。

そんなふうにイメージしてしまうのですが、そもそも『縁日』とは、神仏の降誕や示現などの縁(ゆかり)のある日であり、祭祀や供養が行われる日のことです。

『神仏との有縁(うえん)の日』である縁日に参詣すると、普段以上のご利益があると信じられてきました。

浅草・浅草寺の本尊である観音様の縁日は、平安時代より毎月18日なのですが、室町時代末期頃から『功徳日』と言われる縁日が設けられるようになりました。

『功徳日』に参拝すると、100日分、1000日分の功徳が得られるとされます。

功徳日は寺社によって異なりますが、浅草寺では月に一度、年12回の功徳日が設けられていて、このうち7月10日は、なんと46,000日分の功徳があるとされ、『四万六千日(しまんろくせんにち)』と呼ばれています。

46,000日はおよそ126年に相当し、人の一生分を超える功徳が得られることになりますね。

この46,000という数の由来には諸説がありますが、米一升が46,000粒に当たることから、一生と一升をかけたとも言われています。

ほおずき市の由来 起源は芝の愛宕神社だった

四万六千日の縁日の参拝は、江戸時代には定着し、10日になったらすぐにも参拝したいという気持ちから、前日9日から境内には参拝客が溢れたため、9日、10日両日が縁日とされるようになりました。

そして四万六千日の縁日は他の寺社でも行われるようになり、芝の愛宕神社ではほおずき市が立つようになりました。

ほおずきは、古来薬草として用いられ、「ほおずきの実を水で鵜呑み(丸呑み)すれば、大人は癪(なかなか治らない持病)を切り、子供は虫気(腹の中にいると考えられた虫による腹痛など)を去る」という民間信仰がありました。

このため、愛宕神社のほおずき市は、大変賑わったそうです。

その影響を受け、四万六千日の大本である浅草寺にもほおずき市が立ち、今に至るということなんですね。

ほおずき市2017 日程・時間と見どころなど

浅草

上にも書いたとおり、ほおずき市の立つ四万六千日の縁日は、7月9日10日の両日です。

2017年は、7月9日(日)と10日(月)になります。

浅草寺本堂が開くのは午前6時から午後8時頃ですが、ほおずき市が立つのは、午前8時から午後9時頃です。

ほおずき市の楽しみ方

やっぱり、鮮やかな朱色が夏を彩るほおずきを購入すること、ですよね。

価格協定があるので、ほおずきの値段はどのお店でも同じになっています。

ほおずきの値段

  • ほおずきの鉢植えと江戸風鈴セット 2,500円
  • 枝ほおずき 1,000円
  • 籠に入ったほおずきの実 500円
  • ひごほおずき(竹ひごにほおずきが一つ結び付けられたもの) 50円

ちなみに、風鈴の音が聞こえる範囲は『聖域』とされるので、江戸風鈴には厄除けの意味があるんですよ。

まとめて購入すると値引きしてくれるお店もありますので、売り子さんと交渉するのを楽しんでみても。

ただし、くれぐれも節度は守ってくださいね。

ほおずき市へのアクセス

所在地:東京都台東区浅草2-3-1 浅草寺

お問い合わせ先:浅草寺 公式HP

【電車】

東武スカイツリーライン、東京メトロ銀座線、つくばエクスプレス 浅草駅より徒歩5分

都営地下鉄浅草線 浅草駅A4出口より徒歩5分

【バス】

都営バス、京成タウンバス、台東区循環バスめぐりん

※バス乗り場は、コチラでご確認ください

【駐車場】

浅草寺には駐車場がありません。

台東区雷門駐車場ほか周辺駐車場情報はコチラからどうぞ。

まとめ

いかがでしたか?

浅草寺では、ほおずき市が立つ7月9日10日の両日には、終日ご祈祷を行っていて、普段とは違う黄色の祈祷札が授与されます。

『四万六千日』のご利益があるよう、本堂にお参りしてから、ほおずき市を楽しむと、尚いいかもしれませんね!