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http://kenkyokenjitsu.com/enjo-shusuke/ohinasama/引用

 

女の子の成長を祝い、お雛人形を飾り、
お祝いをするひな祭りでは、
必ず歌われる雛祭りの歌があります。

たのしいひなまつり」です。
の歌詞の意味を皆さんご存ですか?

ここでは、歌詞の意味や背景について説明させてください。

 

日本で最も知られ、そしてうたわれてきた
ひな祭りの定番の曲は、
「たのしいひなまつり」ですよね?

まずは、歌詞を見ていきましょう
1,あかりをつけましょぼんぼりに
おはなをあげましょ桃の花
五人ばやしの笛太鼓
今日はたのしいひなまつり

 

2お内裏さまとお雛様
二人ならんですまし顔
お嫁にいらした姉さまに
よく似た官女の白い顔

 

3金の屏風にうつる灯を
かすかにゆする春の風
すこし白酒召されたか
あかいお顔の右大臣

 

4着物着かえて帯締めて
今日は私も晴れ姿
春のやよいのこのよき日
なによりうれしいひな祭り

 

これが「うれしいひなまつり」の歌詞。

お祝いの歌に隠された悲しい真実。

この歌詞の意味ですが、祝い事の歌にしては少し物悲しく、
悲しいようなメロディに聞こえませんか?

 

「たのしいひなまつり」には、
作詞家の悲しい思いが込められていたのです

それはどういうことでしょうか?

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http://hukumusume.com/douwa/pc/jap/12/02.htm引用

 

2番の歌詞に「御嫁にいらした姉さまに」
というところがあります。

これは「たのしいひな祭りを」作詞した
サトウハチローさんのお姉さんが18歳で嫁ぎ、
その後、結核亡くなってしまったことを
偲ぶ心を表現しているからだと言われています。

しかし、作詞家のサトウハチローさんも、
こんなに有名になった「たのしいひなまつり」の歌詞としては
適切ではなかったと、この曲に嫌悪感を抱いていたそうです。

お祝いの歌なのに、
悲しいできごとが背景にあり少しつらくなりますね。

 

その他の歌詞も見ていきましょう。

上記の歌詞に「明かりをつけましょ、ぼんぼりに♪
という一節がありますが、ぼんぼりとは、何でしょうか?
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http://www.sozaiyakoaki.com/mar/bonbori/引用

 

それはカンタンに説明すると
ちょうちん」です。

江戸時代などに使われていた照明器具で、
電気がなかった時代に、紙や絹で覆いを付け、
中にローソクや油を燃やし、灯りにしていました。

現代では、中に電球が仕込まれていて
電気じかけになっています。

ひな人形にもついていますね。

 

その他に、歌詞の中に2つ、
間違いがあることを知っていますか?

それはどういうことなのでしょう?

 

一つは、

2番の「お内裏様(おだいりさま)とおひな様」の部分です。

私たちが、一般的に解釈している2番の歌詞は、

お内裏様(おだいりさま)が、男ひな
おひな様が、女ひな

ですよね?

 

しかし本当の意味は、

お内裏様とは、男女ひな人形(男女一組)の二人を指します。

そしておひな様とは、
全ての人形のことを指すんだそうです。

 

このことから、
「お内裏様(おだいりさま)とおひな様」
後に続く「二人並んですまし顔」という歌詞によって、
男ひな、女ひなを指しているので、
間違っていることが分かりますよね。

 

二つ目は、
3番の「すこし白酒めされたか 赤い顔の右大臣
の部分です。

ひな人形をよく見ると、
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http://blog.map.yahoo.co.jp/archives/20140303_hinamatsuri.html

 

「ひげがある左大臣のほうが赤い顔をしている。」
ような気がしませんか?

「左大臣」が赤い顔で、白ひげ
「右大臣」色白で若いですよね。

左大臣は向かって右、
右大臣は向かって左に飾られています。

 

この二人は、護衛の者で、
位の高い年長の者が左側(向かって右側)に座るという決まり事があり、
それ従って並んでいます。

なので、
赤い顔をしているのは右大臣ではなく左大臣なんです。

まとめ

「たのしいひなまつり」には、
作詞家サトウハチローのお姉さんを偲ぶ思いが込められていた。

歌詞も2か所、間違いがあり、
サトウハチローさんもあまり好んでいなかったそうです。

お祝いの歌だと思っていた、
「たのしいひなまつり」に、
こんなに悲しい背景があるなんて知りませんでしたね。